• ALL一覧
  • 「さん付け」の方針創業社長や会…

「さん付け」の方針
創業社長や会長も

『東京貿易グループ内の会話においては、上司・部下やグループ会社の垣根に関係なく、「さん付け」で呼ぶことを方針といたします』。2022年7月、東京貿易グループ全社にメールが発信されました。これは、グループ内でより風通しの良いコミュニケーションが行われ、自由闊達に意見交換ができる企業風土を醸成しようとする取り組みの一つです。

この「さん付け」については、もともと、東京貿易グループの前身である東京貿易株式会社で創業者 松宮康夫によって提唱されたものでした。OB・OGの方々、長年東京貿易グループに勤務し、松宮創業社長を知る方々からは、今も、「松宮さん」と呼ぶ声を耳にします。
創業社長に対して「松宮さん」?なんだか、馴れ馴れしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが風通し良く自由闊達に意見を交わしあう、元来の東京貿易の社風です。

しかし、東京貿易株式会社は2006年に分社化し、独立系の企業グループとなり、さらに、各社でキャリア採用の方々が増えてきたことも相まって、いつしか職制である肩書で呼び合うことが習慣になってきていました。

肩書で呼ばれることには、自らの立場を自覚してより責任感を持てる等のメリットが考えられますが、一方で、肩書で呼び続けた結果、知らず知らずのうちに上下関係にしばられたり忖度したりすることもあると一般的には言われています。それは、東京貿易グループの目指す姿ではありません。

「さん付け」によって全社員・経営陣が仕事において、お互いに一人の人間として尊重しあうイコールパートナーであることを再認識し、社員が自由闊達に意見を交わしあう会社になる。それこそが、東京貿易グループのあるべき姿なのです。

この「さん付け」方針が発信されたのは、現社長、坪内さんが社長に就任し、東京貿易グループ新体制がスタートしたタイミング、2022年7月でした。発信から半年が経過した今、「さん付け」は再度グループ内に定着しつつあります。

経営軸である「全員経営の精神」を体現しつつ、東京貿易グループの社員は日々、業務に邁進しています。

  • ALL一覧
  • 「さん付け」の方針創業社長や会…