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社員インタビュー:内部監査のプロフェッショナル集団として 東京貿易グループを次のステージへ

東京貿易グループの中には様々な専門職種があります。今回ご紹介するのは「内部監査」という仕事。企業の社会的信頼を保ち、価値を向上するために欠かせない業務です。

内部監査部は東京貿易ホールディングス内に部署がありますが、そこでマネージャーを務めるのが今回インタビューする前川さんです。東京貿易グループ全体を横断して業務を行う立場にいる前川さんに、仕事のやりがいをはじめ、グループ全体を見渡すからこそ感じることなど、詳しく話をお聞きします。

この記事でわかること

・内部監査という仕事について

・東京貿易グループの内部監査の体制

・マネージャーの役割

・内部監査を通してわかる、東京貿易グループの今

  • PROFILE

    前川 めぐみ Megumi Maekawa

    東京貿易ホールディングス株式会社 内部監査部 マネージャー

    前職にて内部監査のキャリアを重ねた後、2015年東京貿易ホールディングスに中途入社。東京貿易グループ各社の内部監査に横断して携わる。2024年4月にはマネージャーに就任。グループ各社からのシステム導入や業務フロー変更にまつわる様々な相談にも組織横断的に対応。内部統制やコンプライアンスのプロフェッショナルとして活躍している。

東京貿易ホールディングス TBH とは?

エネルギーインフラ、イメージソリューション、スマートマニュファクチャリング、マテリアルサプライといった幅広い領域で、様々な専門力を持つグループ会社を国内外に17社持つ東京貿易グループ(以下TB-GR)。日本を起点とした北中米、中国、東南アジア、CISの世界5拠点を結ぶグローバルネットワークを構築。「高い技術力」と「専門性」を武器に幅広いフィールドで挑戦を続けるこのグループを束ねるのが、東京貿易ホールディングス(以下TBH)です。

東京の京橋にある本社

目次

・企業の信頼を守る「内部監査」という仕事

・世界7カ国、17社を監査するやりがい

・グループ全体をみて、今感じること

・コラム|新しさに触れる旅

・取材を終えて|広報部より

 

企業の信頼を守る「内部監査」という仕事

内部監査の仕事とは

内部監査とは、会社の中でルールが守られているか、業務が有効且つ効率的に行われているかを評価し、コンサルティングを行うことが主な仕事です。

 

一般的な企業の内部監査は、社内の部門の監査をすることが多いですが、東京貿易グループ(以下TB-GR)の場合は、TBHの内部監査部がグループ会社の内部監査を実施。会社単位で監査を行っています。

 

具体的な業務内容としては、各グループ会社の資料やデータから業務を点検し、問題点はないかチェックします。また、現地に赴き、ヒアリングなどを実施し調査をしながら、コンプライアンスや業務遂行における問題点があれば、その改善や解決のための提案を行います。

 

会社で働く人が、より働きやすく。社会的な信頼を保ち、安定的に会社を運営するためのもの。それが内部監査の役割で、会社自体が成長していく上で不可欠な仕事です。

自身を高める機会を求めTBHへ

新卒で入社した小売業の上場企業にて、営業や教育研修などの業務を行っていました。その中で簿記や法律の知識が必要だと勉強をしていた時、内部監査に関する3冊の本が手元に届き「内部監査の仕事に興味があったらやってみませんか」と声をかけていただきました。簿記や法律を勉強する中で、私自身ももっと様々な知識を高めたいと考えていた時期でもありました。ここから、私の内部監査という仕事のキャリアが始まりました。

 

ここで4年、その後大手商社のグループ会社に転職し、さらに4年。計8年間監査の仕事を経験しました。その中で「この仕事をもっと極めていきたい」という思いを持つようになり、出会ったのがTBHでした。

 

これまでの8年間は部門単位での内部監査に携わっていましたが、TB-GRの場合は部門ではなく会社単位で行うことを知りました。また、TB-GRには多くの会社が集まっていて、商社もメーカーもあり、国内だけではなく海外を含めた多種多様な会社がある。難易度も高く、多彩な経験を積むことで、スキルアップにつながると確信し、入社を決意しました。また、エネルギーやセキュリティ、医療分野など、社会的貢献度の高い事業があることも大きな魅力でした。

世界7カ国、17社を監査するやりがい

国と業種をまたぎ、行う仕事

TB-GRの内部監査の仕事には、多くのやりがいがあります。TBHを含めてグループ会社は17社。日本のみならず、北中米・中国・東南アジア・CISなど世界7か国にまたがっていて、それぞれが異なる領域・業種のプロフェッショナルな会社からなるグループです。

 

グループ会社とはいえ、それぞれの国で文化や法律、商習慣も異なり、仕事の仕方も様々です。それぞれの会社が異なる事業をしているので、内部監査を行う上で、各業界の知識を身につける必要もあります。たとえば、商社では商品を売買するための取引の流れを学ぶことができますし、メーカーではモノを作る工程について深く知ることができます。

法律やルールだけでは図れないこと

特に印象に残っているのは、海外のグループ会社へ訪問した時のこと。

 

基本的に内部監査は、対象とする会社の勤務時間内に実施するのですが、会議室で社長にインタビューをしており、たまたま就業時間を少し過ぎたことがありました。会議室を出たところ、既に全員が退社。社内に残っていたのは私たちだけだった…ということがありました。

 

就業時間が終了すると同時に、会議室の前をぞろぞろと通過しているのは曇りガラスの壁越しに見えていたのですが、全員が揃って退社していることに驚きました。

 

社長に確認したところ、日頃から勤務時間外に業務指示を行うことはなく、個人の業務が完了すれば自由に退社しているとのことでした。

 

日本の会社だと、ここまで一斉に全員が退社しているということは少ないです。どちらがいい・悪いということではなく、法律やルールだけではなく、仕事に対する価値観の違いも理解した上で、改善や解決の提案を行うことが必要だと実感しました。

TB-GRには世界各国にも多くの拠点があります

新たにグループの一員になる会社の監査のために現地に赴きます

この仕事で大切なこと

各国や各業界で異なるルールや業務の仕方を理解することが第一歩。そして、実際に正しく行われているかをチェックした上で、改善が必要な場合は、その国や会社の状況によって、どんな方法であればうまくいくのか、「最適な方法」を考え提案することが求められます。

 

大事なのは「実現可能であるか」ということ。実現できなければどんな提案も実りません。

 

それぞれで異なる「実現可能で最適な方法」を導き出すことは、学びの連続であり、視野も広がります。もちろん大変なこともありますが、日々の仕事の中に新鮮さを感じながら経験を積み重ねていけることが、とても充実しています。

グループ全体をみて、今感じること

変革の中にあるTB-GR

TB-GRは歴史ある会社ですが、内部監査を通しグループ全体を見て実感しているのは、今まさに変革の時を迎えているということです。

 

これまで培ってきた事業基盤をもとに、大きな成長へ向けて走り始めています。働く人の数や働く国、グループ会社の数も増えています。それに伴い、私たち内部監査もより必要とされる場が増えてきました。

プロフェッショナル集団のマネージャーとして

2015年の入社当初は、内部監査部は室長と私の2名からのスタートでした。そこから、内部監査のスピードと精度を高めるため、会計や法律・情報システムといった専門知識を持った仲間を増やし、現在では5名体制になり、それに伴い2024年4月より、マネージャーとなりました。

 

内部監査部はそれぞれが専門知識を持つプロフェッショナルの集団。マネージャーとしての私の仕事は信頼される組織作りだと考えています。監査はもちろん、コンサルティング業務の一環として、グループ会社からシステム導入や業務フローの変更等の際に内部統制上の相談を受けることも多々あります。こういった監査や相談対応の中で、適切な提案を行い、グループ会社との信頼関係を築いていくこと。そして、グループ会社と協力して内部統制を向上させ、企業価値の向上に貢献する組織を構築すること。それが今の大きな目標です。

会社の成長とは、活躍の場が増えること

今、TB-GRは、グループとしても成長しています。様々なグループ会社に関与する立場にいる私自身も、今後どのような会社になっていくのだろうと、未知なる変化を楽しみにしています。その成長に伴い、働く場所も携わる事業や職種も幅広い選択肢が生まれていくと予想しています。

 

だからこそ、社会的な信頼をしっかりと築いていくことは不可欠で、自分自身も地に足をつけて取り組んでいきたい。

 

企業価値を高め、意欲ある多くの人材が活躍できる会社へ。内部監査を通じて、それを実現していきたいと考えています。

Column:新しさに触れる旅

 

旅行も食べることも大好き。様々な国を訪れ、その土地の食べ物を食べると、様々な発見があります。去年はプライベートで台湾へ。カニのおこわは絶品で、忘れられない味でした。他にも屋台と台湾スイーツなども楽しみました。

 

インドネシアに出張に行った際には、名物のミーゴレンとドラゴンフルーツのフレッシュジュースを。鮮やかなピンク色のドラゴンフルーツは初体験でしたが、とてもジューシーで爽やかな味わいでした。仕事でもプライベートでも、これまでない体験をすることがやっぱり好きですね。

 

▲台湾で出会ったカニのおこわ。カニがまるごと入っています!

▲ドラゴンフルーツは見た目の鮮やかな色とは裏腹にとってもさっぱりした味でした

取材を終えて|広報部より

今回はTBHの内部監査部でマネージャーを務める前川さんにお話をお聞きしました。

 

まず、様々な業務経験を積んだ先に、内部監査という専門的な業務に就くという道もあるという点は、新たな発見でした。

内部監査の仕事はルールに則って業務のチェックを行うというイメージでしたが、各業界や事業についての知識と会社が置かれている国の文化や商習慣・仕事の価値観への理解を元に、それぞれの場面における最適解を探す…という前川さんのお話がとても印象的でした。

会社の社会的信頼を保つという軸を持ちながら、柔軟に解決策を模索する前川さん。専門性の高い仕事においても、こういった姿勢がとても重要なのだと感じます。

 

東京貿易グループでは、様々な活躍の場や、キャリアの機会があります。ぜひ一緒にはたらいてみませんか?お気軽にこちらからお問い合わせください。

Recruit 募集要項|東京貿易グループ / TOKYO BOEKI GROUP (tokyo-boeki.co.jp)

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