同期座談会:入社半年のリアル 入社前→入社後 どんな風に成長できていますか?
新入社員で入社したら、どんな毎日を過ごしていく?どんな風に成長できるの?
就職先を選ぶ上では様々なことが気になりますよね。
そこで今回は、2024年入社の新入社員から、TBE ジョーンズさん、TML石原さん、TBG大木さんの3人に集まってもらい、同期座談会を開催!
就職活動や東京貿易の面接など入社前の話から、入社後に感じたギャップや、入社後の成長について…などなど、3人のリアルな声をお届けします。
目次
・Q1.どんな就職活動をしていましたか?
・Q2.東京貿易グループの選考について
・Q3.実際に入社してみてどうですか?
・Q4.入社半年。どんな風に成長していますか?
・Q5.就職活動中の方へのアドバイス
・コラム
TBG 大木さん:休日はモーターレース観戦へ
TML石原さん:料理が一番の気分転換
TBEジョーンズさん:土日はクラブチームでラクロス選手
・取材を終えて|広報部より
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PROFILE
大木 隆平 Ryuhei Oki
TBグローバルテクノロジーズ株式会社(以下TBG) スイベルジョイント営業部
バレーボールに熱中した大学時代を経て、カナダへ留学。エネルギー資源を安全に移送するためのスイベルジョイントの営業担当として、日々走り回る
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PROFILE
石原 実春 Miharu Ishihara
東京貿易マテリアル株式会社(以下TML) 鉄鋼部
英語を使ってビジネスをしたいとTMLに入社。鉄鋼部で鉄鋼資材の輸出の貿易実務を担当。国内外多くの取引先とのやりとりを担う
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PROFILE
ジョーンズ 萌仁香 Monica Johns
株式会社ティービーアイ(以下TBE) 営業本部 東京営業第一部
高校時代から取り組むラクロスでは、日本代表として世界大会にも出場。現在はホームセキュリティシステムを扱う部署で営業としての経験を積む
Q1.どんな就職活動をしていましたか?
まずは皆さんどんな学生時代を過ごしていましたか?
TBG大木さん:大学時代は体育会のバレー部に所属。高校では全国大会を目指すチームのキャプテンで、大学ではマネージャー兼選手という立場で取り組んでいました。
その後、日本の大学を経てカナダの大学院に留学しました。日本の大学に在籍していた頃はちょうどコロナ禍。一度就職活動もしてみたのですが、自分が何をやりたいのかがはっきりしておらず「社会人になる前に、もっと広い世界を見てみたい」とカナダへ留学することを決意しました。
カナダでは大学院での勉強はもちろん、アルバイトなどを通して様々な人との出会いがありました。様々なバックグラウンドを持つ人の集まる国だからこそ、1人1人の個性と違いを受け入れ合う。これは今の自分にとっても大きな影響となっています。
TML石原さん:私も大学時代にカナダとアメリカへ留学をしました。留学の経験を通して、英語を使って海外の人とコミュニケーションをとる楽しさを感じ、英語を使って仕事をしたいという気持ちが明確になりました。
就職を考える時期はやはりコロナ禍。色々と悩んだのですが、教師になりたいという思いがあり、教職を取れる大学院へ進学しました。教育実習にも行き、現場での楽しさややりがいも感じたからこそギリギリまで迷ったのですが、社会人の第一歩として、英語を使ってビジネスがしたいという思いが勝り、就職活動をすることにしました。
TBEジョーンズさん:大学時代は、ラクロス漬け。高校からラクロスを始めて、大学時代は日本代表として世界大会にも出場しました。早朝から練習をして、その後は授業に出て、放課後はアルバイトをして…という生活でした。
日本代表は大学生と社会人からなるチームで、月に2回ほど集合して練習をするというスタイル。みんなで会って練習できる時間は限られているからこそ、個別の練習の中で自分の強みを磨き、持ち寄ってチームを強くしていくことが大事だと学びました。これはスポーツに限らずどんなことにも通じると実感しています。
就職活動ではどんな業界をみていましたか?
TBEジョーンズさん:ITや人材系、広告など、無形商材を扱う業界をみていました。既にあるものを売るというよりも、自分自身のアイディアを活かして勝負をする仕事をしたいと思っていました。私はエージェントを通して就職活動をしていたのですが、IT、人材、広告系の企業が並ぶ中、異色のTBEを紹介されたんです。TBEはカメラを扱っているので無形商材ではないのですが、「ここで自分は何をできるんだろう」と逆に興味を持ちました。
TBG大木さん:物流、商社、メーカーなど、業界はあまり絞らずに幅広く見ていました。カナダにいる間に、この先大学院を出て、どう生きていきたいかを真剣に考えました。カナダ留学は人のあたたかさにいつも支えられてきました。自分自身も「人のためになる仕事をしたい」という思いを強く持つようになりました。ただ、仕事をするなら、自分の成長がないといけないと同時に感じました。「自分が成長できる環境で、人のためになる仕事をすること」。これが中心にありました。その中で出会ったのがTBGです。
TML石原さん:私は英語を使ってビジネスをしたいという希望があったので、外資系のメーカーや商社を中心に就職活動をしていました。その中でも、人とのコミュニケーションを密にとりながら進める仕事に就きたいと考えていました。面接に進む中では企業の人事の方と入社後の業務内容について話を重ねました。自分がやりたいこと、向いている業務など、具体的に考える中で、専門商社に入りたいと思うようになりました。その中でもTMLは、自分の理想に近い働き方ができそうだという点がとても魅力でした。
Q2.東京貿易グループの選考について
東京貿易の面接はどんな雰囲気でしたか?
TML石原さん:人がいい、というのが面接で感じた第一印象でした。また、人事担当者だけではなく、TMLの先輩社員とも面談をさせてもらいました。仕事の話も詳しく聞くことができ、入社後のイメージもわきましたし、それぞれ自分のスキルアップのためにビジネススクールや語学学校に通っている先輩方も多くて、入社したら同じように自分自身も高めていける環境だと感じました。
TBEジョーンズさん:ラクロス日本代表という肩書きがある分、そこに注目してくださる企業も多かったのですが、TBEの面接ではその奥にある私の内面まで興味を持ってくれたのが印象的でした。何に力を注いだのか、挫折の経験、ラクロス以外のことも。性格や考え方など、自分らしさをしっかり理解した上で判断してもらえたと思うと、安心感がありました。
TBG大木さん:私の場合カナダへ留学していたこともあって、面接を受けたのが25歳の時だったんです。他の学生よりも年齢が上なので、新卒採用においては不安もあったのですが、「うちにはそういう人も多くいるよ」と受け入れてくれたのには驚きましたね。それもあって、人事の人との面接もとてもリラックスして話ができました。
東京貿易各社のどんなところに魅力を感じましたか?
TBG大木さん:「成長できる環境」と「人の役に立つ仕事」という点を元に就職活動をしていましたが、TBGを選ぶ決め手になったのは、「仕事の影響力の大きさ」です。TBGはローディングアームやスイベルジョイントなど、エネルギーインフラを支える機械装置のメーカーだからこそ、自分の仕事が社会や人の暮らしに大きく役に立つという点が決め手になりましたね。もちろん、給与面や立地など、スペック的な部分も魅力を感じました。
TML石原さん:就職活動をする中で、他の会社では管理系の業務に就いて欲しいという話もありましたが、私としては、まずは貿易実務の経験を積んでいきたいと思っていたんです。その点、TMLでは貿易実務の業務への希望を話し、入社後の仕事のすり合わせをすることができました。また、少数精鋭の会社だからこそ、1人に与えられる裁量権が大きいので、1年目から多くの経験・成長ができる点も魅力に感じました。
TBEジョーンズさん:セキュリティーシステムを通じて安心安全をソリューションとして提供していくということ、海外展開も見据えていることなど、規模の大きさに惹かれるものがありました。様々な広がりがある会社というのは、その分自分自身の可能性も広がっているということ。これから自分が働いていく上でこの点はとても重要だと感じるようになりました。
Q3.実際に入社してみてどうですか?
入社後はどんな風にスタートしましたか?
TML石原さん:4月はグループでの研修で、5月から各社での研修が始まりました。私は貿易実務をやることが決まっていたので、研修として通関書類を作る学校へ通うこととなりました。
輸出入にまつわるルールや通関書類の作成方法などを座学で学んだ後、実際の業務へ移行しました。毎日のようにテストや課題もありましたが、法律も関わる業務だからこそ、業務を行う前にしっかり時間をとって学ぶ機会を与えられたことはとてもありがたかったです。
「業務知識習得のための丁寧な研修機会」と、TMLの「少数精鋭で裁量をもつことができる環境」により、自分が希望した貿易実務においてできることが増えてきていると感じています。
TBG大木さん:私が担当しているスイベルジョイントなど、TBGの製品は新潟県の長岡工場で作られているんですが、研修で実際に工場に行き、私自身ハンマーを持って汗だくになりながら製品を作りました。製品も大きく重量もあるので、正直大変だったのですが、今製品を営業する立場にあると、作ったからこそわかる、ということが多くあります。
他にもメイン商材のローディングアームの製造現場にも行き、その大きさに圧倒されました。自分が扱う製品そのものに触れると、製品への思いも大きくなります。長岡工場での研修は大事な経験になっていると思います。
TBEジョーンズさん:私は研修でひたすら様々なカメラとレコーダーをつなげていじり続けるということをしていました。元々、機器のことも、接続のことも全く知らないことだらけ。カメラとレコーダーをつなげるにはネットワークが整っている必要があるのですが、とにかく様々な機器を触り続ける中で、「そういうことか」と習得していった感じです。自分で触ってみてわかることって本当に多いですし、研修のあの時間があったからこそ、仕事をしていく上での知識のベースができたと思います。
入社して、想像と違っていた部分はありますか?
TML石原さん:私が一番感じたのは、「同期が想像以上に多い!」ということ。グループの同期だと27名くらいいて、同じ京橋オフィスに勤務する同期とは会えば話をしたり、ランチにも行きます。グループ内のそれぞれの会社の話も聞けて楽しいです。懇親会も定期的にあり、同期の横のつながりができたことはとても心強いですね。
TBG大木さん:東京貿易グループの会社間での関わりがあるということですね。入社前は仕事上での関わりはあまりないと思っていたのですが、TBEのカメラをTBGの顧客に提案するということがありました。グループとしては幅広い事業を行っていますし、活発に連携をして新たな提案をしていく機会を増やしたいですね。
TBEジョーンズさん:海外出身者やこの2人のように海外の大学に行っていたという人も多いです。同期の年齢も幅広く、色々な人生を送ってきた人がいて、話をするととても面白い人ばかりです。
Q4.入社半年。どんな風に成長していますか?
現在の仕事の様子を教えて下さい
TBEジョーンズさん:今は先輩に同行しながら、業務を覚える日々です。カメラのメンテナンスや、カメラを遠隔で操作する際の設定などの業務を行っています。セキュリティーシステムという安心安全に関わる部分ですし、扱う製品には多くの機種があります。まずはしっかりと製品や操作の知識を身に付けていくことが必要だと、この半年間を過ごしてきました。
TML石原さん:鋼材の輸出業務で経験を積んでいます。鉄鋼会社と在庫をやりとりしながら、海外の顧客へつなぎ、海運会社へ船便を手配し、通関書類を作成する…といった輸出に関わる一連の業務をしています。
海外の顧客様とのやりとりは、現在インド向けがメイン。他にも、ベトナム・インドネシア・オーストラリア・韓国などへの輸出もあり、連絡を取り合うこともあります。国をまたぐ取引は、想定外のことが起こることもありますが、一つ一つをクリアしながら、経験値を上げているところです。
TBG大木さん:スイベルジョイントという製品の営業をしています。スイベルジョイントはパイプの継手で、360°自在に回転しても流体を漏らさないというもので、電力会社のボイラーや、製鉄所の冷却や洗浄用の水、製油所の浮き屋根式タンク(FRT)の排水などに使われていますし、身近なところでは、化粧品や薬品、ビールやアイスなどの飲料・食品といった幅広い産業の工場で利用されています。
スイベルジョイント営業部は、自社製品だけではなく、他の企業から仕入れたものを顧客に提供するという商社的な側面もある部署です。顧客の求めるものに合致する商品を提案し、導入までの立ち合いを一担当として行っています。
手取り足取りというよりも、実際に現場で見て覚えながら日々過ごしていますが、このスタイルが自分には合っていると思います。自分で調べて、周りにもどんどん聞いて。入社してまだ半年、わからないことも多いですが、そうやって自分が動くことで身につけていきたいですね。
今後の目標を聞かせて下さい!
TBEジョーンズさん:入社してからは先輩に教えてもらって知識を習得する日々。まずは、できるだけ早く一人前になることが目の前の目標です。TBEはしっかりとした製品がありますが、ものを売るにしてもやはり重要になってくるのは人と人とのコミュニケーション。自分が営業として知識を身に付けて、製品に加え自分の実力を高めることで、顧客に様々なソリューションを提供できるようになりたいと思っています。
TBG大木さん:これから近い将来、再生可能エネルギーが主流になってくると思います。今のTBGはローディングアームでは高い国内シェアがあり会社を支えていますが、私が担当するスイベルジョイントの市場も広げていくことで、もうひとつの柱をつくっていきたい。再生可能エネルギーに対応する商材も出てきているので、その可能性を広げられる仕事をできるようになることが目標です。
TML石原さん:今は海外送金や契約といったお金が関わる部分には携わっていないので、しっかりとその業務もやっていけるようになりたいですね。先輩たちと同じ目線で「この鋼材がいいんじゃないか」「この国への輸出の方法はこうした方がいい」という会話をして、自分自身も一緒に考えていける実力を早くつけたいです。
Q5.就職活動中の方へのアドバイス
今就職活動を頑張る人へのエールも込めて!
TBG大木さん:内定をもらうということがゴールになりがちですが、仕事ってその先の人生に続いていくこと。就活は学校のテストや試験とは違って、合格点を取るとかどこから内定をもらったとかよりも、自分の素直な考えを面接で話して、その上で自分を認めてくれる会社と出合って欲しいですね。もしそれが違ったとしたら、転職したっていい。まずは今の自分の気持ちに正直に、素直にいいなと思えるところに入社するのがいいんじゃないかと思います。
TML石原さん:私自身、就職活動をする中で焦ったり、ストレスを感じることもありました。自分を知る・会社を知るということも重要ですが、1人でもいいので何でも相談できる人をつくることが大切だと思います。その相手は家族でも友だちでもいいので、自分の気持ちや考えを吐き出すことで、また頑張る力になる。私自身もそうだったので、ぜひそういう場所をつくってくださいね。
TBEジョーンズさん:就職活動って、うまくいくことばかりではないですよね。でも、くじけずあきらめずに頑張っていけば、自分に合う企業に必ず出会えると思います。そして改めて社会人になって感じるのは、大学生のうちにしかできないことってたくさんあるということです。友だちに会って話をしてという毎日は、学生時代だけのかけがえのないもの。そんな日々を大切に、今しかない日々を思う存分楽しんでください。
取材を終えて|広報部より
今回は2024年入社の同期3名に集まってもらい座談会を開催しました。
入社したばかりの初々しい姿から、半年たった今。半年間の歩みや今後の目標まで明確に語る3人を目の当たりにし、とても頼もしく感じました。
それぞれの就職活動や面接の様子も、きっと参考になるのではないでしょうか。
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