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社員インタビュー:入社3年で感じた大きな手応え
日本のインフラを支える仕事の原動力とは

入社してから、どのように歩み、成長していくのか、その経験の幅や実力の付け方は、多くの人が気になるところかと思います。

今回インタビューするのは、入社4年目の髙岡大我さん。TBグローバルテクノロジーズで主力製品であるローディングアームの法人営業として社内外から厚い信頼を得て大いに活躍しています。

入社してからこれまでの道のり。そして現在の活躍の裏にある、地道な努力やモチベーションの源泉についても、じっくりとインタビューしました。

この記事でわかること

・TBGを就職先に選んだ理由

・TBGの営業の仕事とは

・入社後の歩み

・お客様や同僚から信頼を得るには

  • PROFILE

    髙岡 大我 Taiga Takaoka

    TBグローバルテクノロジーズ株式会社
    サービスソリューション部 関東サービスセンター

    大学卒業後、2021年に入社。関東全域の顧客を担当する部署で、日本を代表する大手インフラ企業の担当を受け持つ。卓越した行動力を基に、幅広い対応力で、社内外から多くの信頼を集める。今後の活躍が期待される若手の1人。


TBグローバルテクノロジーズ (TBG) とは? 

世界のエネルギーの安定供給を支える機械装置メーカーTBグローバルテクノロジーズ(以下TBG)。

主にエネルギー関連の設備や機器の開発・製造・販売・据付、メンテナンスサービスを一貫して行っています。

代表製品にはローディングアーム、スイベルジョイント、バタフライバルブなどがあり、液化天然ガス(LNG)や石油などの流体を安全かつ効率的に取り扱うために活躍しています。技術力と品質の高さが認められており、世界各地でのエネルギーの安定供給に貢献しています。

主力製品であるローディングアーム

目次

人の役に立ち、感謝される人間になるために

・まず動く新人時代から、周囲の信頼を得るようになるまで

・全力で仕事に向き合う理由

・コラム|水泳は自分のベース

・取材を終えて|広報部より

 

人の役に立ち、感謝される人間になるために

教師を目指す中で気付いた自分の思い

「誰かの人生に影響を与えられる人間になりたい」。学生時代からずっとこの気持ちが胸にありました。私自身、学生時代は真面目なタイプではなかったけれど、多くの先生に出会い、気にかけてもらって、その言葉に影響を受けて様々なことを乗り越えてきました。そんな人間に自分もなりたい。この思いで、大学時代は数学の教師を目指していました。

 

一方、幼い頃からずっと水泳を続けてきて、部活にも入っていました。水泳の部活と、大学の授業と、教職と。3つを並行して続ける中で、「本当に教師になるべきなのか」を深く考えるようになったんです。その中ではっきりしたのは「専門的に勉強を教える」ということではなく「誰かにいい影響を与える存在になりたい」ということ。単純かもしれないけど「君がいてよかった」と感謝されることが自分にとって一番大事なんだと気付きました。

 

だったら、教師にこだわらず広く世の中を見て、自分が役に立てる場所を探してみようと、就職活動をはじめました。

入社の決め手は「信頼できる」という確信

就職活動をしていたのは、ちょうどコロナ禍に入った頃。前例のないオンラインでの就職活動は、私自身も手探りでした。とにかく自分に何が向いているかを知りたくて、業界をあまり絞らず幅広く受けました。

 

結果的には、4社から内定をもらいました。人材エージェント系、スポーツ用品メーカー、出版社、そして現在所属するTBGの前身となる東京貿易マシナリー株式会社です。

 

内定をいただいてから、入社する1社を決めるまでに2〜3ヶ月。自分が社会人の第一歩となる会社、どこを選ぶべきかこの間じっくりと考えていました。

 

決心するにあたって大きかったのは、この時期に人事の方以外で数名の先輩社員の方と面談をさせてもらったことです。具体的な仕事のこと、裁量権の大きさや自由な風土のことはもちろん、給与などの待遇面も。社員と選考中の学生という垣根を越えて、様々な話をしてくれました。

 

そして何より、皆共通して「うちに入って欲しいけど、将来に関わる大事な選択だから、自分の気持ちに正直に選んで」と私の立場になって話をしてくれました。誰と話をしても矛盾がなく、信頼できると思えたことが、最後の決め手となりました。

まず動く新人時代から、周囲の信頼を得るようになるまで

入社直後はわからないことだらけ

入社した2021年は、東京貿易マシナリーと東京貿易エンジニアリングが合併し、TBグローバルテクノロジーズ株式会社へと生まれ変わった年でした。

 

私が配属されたのは、関東中の顧客に対応する、社内でも最大の部署。合併直後で社内がバタバタしていたこともあり、先輩への同行研修が中心でした。

専門用語が飛び交い、横にいても何の話かサッパリわからない状態からのスタート。ヘルメットと作業着を身につけて現場へ向かい、巨大なローディングアームが実際に動いているのを目の当たりにして最初は社会見学のような気分でした。

 

しかし、何もわからないままその場にいるのが嫌だったので、当時意識したのは、色んな現場に行って、とにかく聞きまくること。同行する先輩はもちろん、一緒に働く協力会社の人、作業をしている人にもどんどん質問をしていました。

 

「一年目なのにすごいね」と褒めていただくこともあったのですが、「一年目なのに」という枕詞を早く取っ払いたい。その一心でがむしゃらに動いていました。

得意分野が、自分の武器になる

せっかく仕事をするなら「いてくれて助かった」と思われたい。仕事を覚えていく中で、芽生えたのは「自分の強みを身に付けたい」ということでした。

「○○なら、髙岡が頼りになる」という分野があれば、先輩からも協力会社の方からも、より多くの信頼を得られると思ったんです。

 

ローディングアームには、電気・油圧・制御など、製品の中に様々な技術が詰まっており、それぞれを理解するには専門的な知識が必要です。

中でも「油圧」は回路図を読めないとわからないこともあり、苦手意識が強い人も多くいました。だったら自分が油圧についてもっと学んでみようと、力を入れて勉強をするようになりました。回路図を持って技術の方や現場監督さんに質問を重ね、わからないことはすぐさま調べて…という日々を繰り返し理解を深めていきました。

 

そうやって自分の中に知識を身に付けていく中で「なるほど、よくかわった」「かなり勉強しているね」と言っていただくことも増え、自分の自信にもなっていきました。

2年目で大きな顧客を任される

2年目になった頃、入社直後から一番近くで仕事を教えてくれた先輩が他部署へ異動することとなり、私がエネルギー系企業の後任となりました。この先輩は、自分の目標でもありました。スマートに仕事をこなし、後輩の自分のことも気にかけてくれる。自分も早く追いつきたいという思いがありました。

 

大きな顧客を任せてもらったのだから頑張らないと…!と意気込んでいたものの、先輩と比べると知識も対応力も不足している部分があり、お客様からの要望にどう応えていけばいいのか、戸惑うことも多くありました。

お客様との会話でわからないことがあったら、内容を暗記して、帰り道に調べたり周りに助けてもらったり、そうやって乗り切ってやってきました。正直、つらい時もありました。しかし「これまで先輩が積み上げてきた信頼関係を壊すわけにはいかない」と必死の思いでくらいつきました。

 

そんな中でも支えになったのは、やはり先輩の言葉でした。「自分にも何もわからなくてしんどい時期があった。だけど、努力していれば必ずトンネルを抜ける時が来る」。先輩の背中を追いかけながら、ひたすらにできることを探し、やっていく。そんな日々を過ごしてきました。

日々の努力の先にある成長

3年目になると、さらに担当する製品が増え、自分が担当する顧客の数も増えていきました。当然、仕事も増えるのですが、この頃、ようやく自分の仕事に手応えを感じるようになりました。

 

以前なら1日かかっていた書類が1〜2時間で終わるようになったり、周りから「大丈夫か?」と見守られながら進めていた仕事も完全にひとりでまわすことができるようになっていました。工場や協力会社の手配や、現場施工時の立ち会いなど、難易度や状況を踏まえて、多くの工程に関わる場面も増えてきました。

 

1年目、2年目と、動きまわりながら身に付けた知識と経験が、ようやく自分のモノになったのだと思います。

 

お客様から不具合があったと連絡が入ると、原因の想定がつくようになり、必要な部品や、直すまでにかかる日数、必要な手配や金額など、おおよその想定が頭の中で組み立てられるようになりました。持ち帰ってから回答するのではなく、その場で概算のコストや日数を伝えられるようになり、お客様や協力会社から頼られることも多くなってきました。

 

私たちが対応するお客様は、石油や電力、ガスなど、日本中のインフラを支える会社です。もしも何か発生したら、与える影響は非常に大きいものです。だからこそ、自分がどう立ち回れるか、しっかりと対応できるかはとても重要で、その分要望に応えられた時にいただく感謝の言葉には、とても重みがあります。

 

この「ありがとう」のために、私は動き回り、知識を身に付け、仕事に力を注いでいるのです。

 

全力で仕事に向き合う理由

同じ仕事をする日は無い、だから面白い

4年目となった現在、担当するローディングアームの数はおよそ300基です。TBGが納品し稼働しているローディングアームのうち一割の保守管理とメンテナンスを私が窓口として受け持っています。

 

この仕事の面白さは、4年目となった現在でも、同じことをするという日はないということ。日々様々な出来事があり、それに対し自分は何ができるのか。毎日が新しい仕事の連続です。

 

私自身、1から10まで指示されたことをやるより、1から3くらいまで教わって、残りの7は自分なりに考えてやってみるというのが性に合っています。まさにTBGは自分で考えて動く人の集まりで、若い自分にも大きな仕事を信頼して任せてくれる。そういう会社だから、頭と体をフル稼働させ、成長していけるのだと思います。

関東サービスセンターのメンバー会議

自分のありたい姿とは

今後の目標は?と質問をされることも多いのですが、これという明確な目標はありません。

それよりも自分にとって大事なのは「目の前の人に必要とされる存在でありたい」ということです。

 

同僚はもちろん、お客様、協力会社、現場で働く人たち。自分が関わる人たちにひとりでも多く「髙岡がいてよかった」と思ってもらいたい。ただ対応するのではなく、自分がいることでプラスアルファの付加価値を付けられることができたら、それが信頼関係を築き、必要とされる存在になる。そうやっていくことで、人々の暮らし・そして社会に大きく貢献できる仕事をしていくことにつながるのだと思います。

 

私の原動力は、共に仕事をする相手からの感謝の言葉。そのために、今日も「目の前の仕事にただ全力で向き合う」。これが私のやり方です。

Column:水泳は自分のベース

小学校の頃に始めた水泳は、自分という人間を形成したひとつであり、とても大事なものです。得意種目は「バタフライ」。元々、キック力が強く、コーチから得意なことを伸ばせとアドバイスをもらい、練習を重ねました。上手な選手の泳ぎや練習の仕方を見て取り入れてみる…という経験は仕事にも生きている気がします。

 

社会人になった今もジムでトレーニングは続けています。先日出場した大会では、昔からずっと憧れていた選手が隣で泳いでいたんです。こうやって横で並んで泳ぐことができ、改めて水泳を続けていてよかったなと思いました。

 

▲憧れの選手と隣で泳いだ大会

▲先日出場した大会にて、手にした賞状と共に仲間で記念撮影

取材を終えて|広報部より

今回はTBGサービスソリューション部 関東サービスセンターで活躍する髙岡さんにお話をお聞きしました。

入社4年目の髙岡さんは、社内では若手ではありますが、仕事に対する姿勢には頼もしさを感じます。入社からこれまでの間、誰よりも動き回ることで知識と経験を得て、今や日本を代表する企業を担当するなど、その活躍には目を見張るものがあります。

原動力になっているのは、「目の前の人に必要とされる存在でありたい」という思い。一貫してそう語る髙岡さんでしたが、その積み重ねがあってこそ今のこの成長があるのだなと感じました。

 

東京貿易グループでは、様々な活躍の場や、キャリアの機会があります。ぜひ一緒にはたらいてみませんか?お気軽にこちらからお問い合わせください。

Recruit 募集要項|東京貿易グループ / TOKYO BOEKI GROUP (tokyo-boeki.co.jp)

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