TOMASくんが行く! VOL.1
拠点紹介「TBE SI研究所」

こんにちは。東京貿易グループのほぼ公式キャラクター、TOMASくんです。

「未来のセキュリティを追求している研究拠点」を紹介しまトマス!

東京メトロ東西線 木場駅から徒歩1分の木場オフィス内にある、株式会社ティービーアイの「SI研究所」です。

東京貿易グループの1社である株式会社ティービーアイ(以下 TBE)は、監視カメラを中心としたセキュリティ機器を、現地調査からシステム設計、施工、販売後の修理やメンテナンスも含めたトータルサービスで提供しています。SI研究所には、そんなTBEの強みがギュっと詰まっています。

 

木場オフィスには、工事本部、技術本部、カスタマーサポート部、品質保証部が入っていて、2023年6月時点で約90名が勤務しています。SI研究所は技術本部の中にあって、AI・ソフトウェア・アプリの開発や、OEMとして商品化する製品の研究を行っています。

木場オフィスの5階はショールームとなっており、実際に販売しているAIカメラなどのハードウェアや、AIアラームや顔認証などのソフトウェアを体感できます。

SI研究所の皆さんが、ショールームにある製品について教えてくれました。

 

「このAIアラームの機能では、侵入やうろつきのようなヒトに対する検知だけでなく、モノの置き去り・持ち去りの検知も可能です。モノについては、特定の形が無いのでAIであっても見つけることが困難とされていますが、条件が変わっても発見できるのがTBE製品の特長です。」

「TOMASくん、顔認証にもいろいろなパターンがあるんですよ。顔登録した人物の検知はもちろん、顔登録していない人物が通行した際にも検知することができます。」

「その他にも、年齢や性別などヒトの属性判別によるマーケティング活用や、車番認証でお得意様を特定することで顧客満足度の向上を図るなど、幅広いソリューションがあります。多彩なパターンの中からどれがお客様のご要望にマッチするのかを見極め、運用フローまで一緒に検討していくのが、TBEの強みなんです。」

実際にはどんなところで使われているんですか、と聞いたら、「それは秘密!」なんだそうです。

セキュリティ、ばっちりでした。

 

次は、SI研究所ラボ(通称:ラボ)をご紹介します。

「TOMASくん、こんにちは!ラボでは、既存機能のブラッシュアップや最先端の技術など、さまざまな研究がされています。例えば、監視カメラをどこにどう設置したらより正確なデータが取れるのか、異常事態をどうしたら発見できるのか。また、撮影や検知だけでなく、データを取得して解析をすることも可能なので、実際のお客様のデータを解析・蓄積して解析力を強化しています。」

東京貿易グループ内でのコラボレーションの例も教えてもらいました。

東京貿易メカニクス株式会社で取り扱っている「付臭滴下監視システム」の滴下検知、この研究開発にもラボが一役買っています。

※ 付臭滴下監視システムとは?

各家庭や工場で使用するガス(液化天然ガス)には、本来、においがついていませんが、ガスが漏れてしまった場合に早期発見し、未然に事故を防止するため、人間が危険を感知できるにおいをつけることが法律で義務付けられています。この付臭滴下監視システムでは、付臭液を滴らせてガスににおいを付けるシステムを監視します。

 

このラボの他にも暗室、エージングルームのように、独自の検査・試験設備を持っています。

SI研究所での日々の研究成果は、現在の、そして、これからの社会の安全安心に生かされているんですね!