人事インタビュー:「あなた自身をとことん知りたい」
それが東京貿易の採用活動です
東京貿易グループ(以下TB-GR)では、成長戦略のひとつに「採用」を重要な取り組みとして掲げています。そこで、今回は東京貿易ホールディングス(以下TBH)で新卒採用活動を担当する沖田さん、池田さんにインタビュー。
エントリーシートをなくす、全国各地から参加できるオンラインワークセミナーを開催するなど多様な取り組みを行っています。その背景や人事部採用チームとしての思い、就職活動中の学生に向けたアドバイスなど、さまざまな角度からお話をお聞きしました。
目次
・Q1. 東京貿易の採用活動はどのような流れですか?
・Q2. 就職活動をする上で、どんなことが重要だと思いますか?
・Q3. TB-GRとして求める人物像は?
・Q4. 採用担当者として、どんなことを大切にしていますか?
・Q5. 今後の採用活動で予定していることは?
・取材を終えて|広報部より
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PROFILE
沖田 晴子 Haruko Okita
東京貿易ホールディングス株式会社 人事部 採用グループ
2024年9月入社。TB-GR採用センターの立ち上げに向けて、現在はTBHの採用活動全般やグループ会社一部の採用に携わる。採用活動のフローを計画したり、イベントやセミナーの企画立案から実行まで一貫して担当。「人と会社」がお互いに深く理解し合える場にすることを目指し、採用活動の強化を牽引する。
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PROFILE
池田 遥 Haruka Ikeda
2024年4月TBHに新卒入社。大学時代は組織行動学を学ぶ。新入社員研修で様々な部署を回る中で人事部に興味を持ち6月より配属。社会人1年目、学生にとって身近な存在として、イベントやセミナーでも様々な質問や相談に対応。「相手の内面にしっかり目を向けること」がモットー。
Q1. 東京貿易の採用活動はどのような流れですか?
エントリーシートは不要。「人」を直に知るための採用活動です。
池田さん:まず、TB-GRを知ってもらう場として、大規模な就活セミナー・合同説明会やオンラインイベントにも出展しています。またTB-GR独自のものとしてグループ全体でのインターンシップ、オンラインセミナーなども開催しています。TB-GRの採用HPや就活サイトなどでも、TB-GR各社の事業や、仕事内容への理解を深められるように、さまざまなコンテンツを発信しています。
沖田さん:今年から大きく変更した点は、「エントリーシートをなくした」ことです。エントリーシートって作るだけでも時間もかかってしまい、学生にとっては大きな負担ですよね。私たち自身も、エントリーシートの確認に時間を割くよりも、実際に会って、どんな考えを持つ人なのかをリアルな対話で知ることに時間をかけたい。それがエントリーシートを廃止した理由です。その分、一次面接は学生1人に対して私たち2人で担当します。面接というよりも、じっくりとその人の話を聞いて、相手を知るという時間ですね。「これだけ自分のことを知ろうとしてくれている会社は他になかった」と話してくれた内定者もいました。
池田さん:二次の人事部長面接の前には、私が面談をします。二次面接に進む前に、一次面接での内容を踏まえて学生の考えやどういった仕事を志望しているか、マッチしそうかを、一緒に話し合いながら思考の整理をして、次の面接で100%の自分を表現できるようにフォローする場でもあります。それを経て、最終面接に進むという流れになっています。
沖田さん:現在、TB-GR全体で採用活動をよりよくしていこうとさまざまなチャレンジをしている途中なので、採用フローについては変わる可能性はありますが、学生のみなさんとできるだけ多くお会いして、お互いについてしっかりと正しく理解し合うということを大事に、採用活動に取り組んでいます。
Q2. 就職活動をする上で、どんなことが重要だと思いますか?
学生時代を謳歌して、自分らしさを見つけて欲しい
沖田さん:第一に、学生は勉強が本分です。そして、就職活動以前に、せっかくの学生時代だから自分のやってみたいことを見つけて精一杯取り組んで欲しい、という思いがあります。何かに興味を持って取り組む中で、ワクワクすることが見えてきたら「何が自分を夢中にさせたのか」「どうしてその時頑張れたのか」と、自分自身を深掘りしてみてください。そこから自分の個性や考え方を、人に語れるように言語化することが就職活動の第一歩。自分自身を深く知って理解する自己認知が大事だと思います。
池田さん:面接で話すエピソードも、決してすごくなくていいです。目立つようなことではなくても、その人なりに、課題を捉え、解決に向けて考え、アクションを起こしたということがしっかり伝わればいいですよね。
沖田さん:そうですね。特に一次面接は、リラックスした雰囲気で、私たち自身も会話を楽しみたいと思っています。聞きたいことをどんどん質問する中で、その人の考えが見えてきます。かっこよく語るより、自分の言葉で伝えようとしてくれたら嬉しいですね。
会社理解から一歩進んだ業界理解を
池田さん:私が学生時代を振り返って「もっとやっておけばよかった…!」と思うのは、業界理解です。業界の仕組みを理解する、その会社が世の中でどう役立っていて、競合他社と異なるのはどこなのか。なぜ顧客から選ばれているのか。それが見えてくると、その会社の価値も明らかになってきます。興味を持った会社があったら、その業界や周辺の会社についても調べてみて理解していくと、魅力を感じるポイントも明確になってくると思います。
−ちなみに、東京貿易はどんな点がアピールポイントですか?
池田さん:大きく3つあります。
まずは、「ニッチトップ」であること。社会のインフラから身近にある製品まで、TB-GRがトップシェアを誇るモノがたくさんあります。
2つ目は、「貢献性の高さ」です。インフラやセキュリティシステムなど、安心・安全な暮らしのために欠かせない領域で事業を行っていること。また、ものづくりの品質向上に寄与する事業も行っています。
3つ目は、「一気通貫のサービス」です。TB-GRはメーカー商社。成り立ちは商社からですが、現在はものづくり機能も持っています。
ものづくりからトレード、ソリューションまで、一気通貫の事業基盤を整えていて、各産業のトップレベルの顧客と取引しています。材料・製品・部品・装置…様々な産業で欠かせないモノを世の中に提供し、信頼を得ていることが大きな魅力といえるのではないでしょうか。
Q3. TB-GRとして求める人物像は?
「全員経営の精神」を持って、変化を楽しんでいける人
沖田さん:TB-GRの経営軸のコアバリューとして「全員経営の精神」があります。これは、TB-GRの全員が、それぞれの立場で経営に参画している意識。これを体現するために、「開拓力」・「共創力」・「突破力」・「誠実」・「闊達」の5つの行動指針があります。
「全員経営の精神」を持って、この行動指針に共感し、日々仕事に向き合っていくことのできる人。それがTB-GRの求める人物像です。
池田さん:これに加え、TB-GRは変革の時であり、事業や制度、会社の体制など、様々なことが変化している最中です。だからこそ、変化を楽しめる人というのも大事なポイントですね。変化の中に身を置いて自分自身も成長したい、変えること、新しいことにワクワクする、という人は、入社後活躍してくれると期待しています。
Q4. 採用担当者として、どんなことを大切にしていますか?
学生に最も近い社会人の先輩として、内面に向き合いたい
池田さん:私も少し前までは学生だったので、一番学生の皆さんの気持ちがわかる採用担当でありたいです。就職活動は学生にとって初めてのこと。どう進めていけばいいか、自分が本当に何をしたいのか、簡単に答えがでないことも多くあるはず。少しだけ先を歩く先輩として、色々な相談に乗れたらと思っています。もうひとつは、相手の「内面」をしっかりと見ること。学生生活の中でもリーダータイプだったり、縁の下の力持ちタイプだったり、色んな人がいますよね。集団の中で大きく目立つことではなくても、自分がどう考え、どんな努力をして、何を学んだ人なのか。その内面を見逃さないことが一番大事な役目だと思っています。
「この会社に入ってよかった」と思えるように
沖田さん:会社にとって、採用とは非常に重要なことです。人がいることで、世の中へ価値を生み出し、会社が成長することができる。だからこそ、入社した人には「この会社に入ってよかった」と思ってもらいたい。採用活動ではしっかりとお互いを知るということを大事にしたいですし、入った後もよかったと思える会社にしていくよう、私も尽力したいですね。
Q5今後採用活動はどんなことを予定していますか?
幅広い事業と仕事が一気に知れる理系向けインターン
池田さん:まず、TB-GR全体で開催する理系向けのインターンを企画中です。TB-GRは事業が多岐に渡り、理系の人が活躍できる場が無数に広がっています。インターンではTB-GRの各社の事業と職種を知ることのできる場にしたいと思っています。1つのインターンに参加することで、多くの選択肢に触れることができるので、自分の可能性を知りたい・広げたいと思っている理系学生にはぜひ参加してもらいたいですね。
全国どこからでも参加できる、TB−GRを理解できるセミナー
沖田さん:もう一つ、現在予定しているのはオンラインワークセミナーです。オンラインなので、日本全国どこからでも参加可能。2時間半の時間で、TB-GR のグループ会社の事業 を調べ、自分の言葉で文章にまとめ、発表し合うというワークを実施しています。これまでに何度か実施していますが、参加してくれた学生からも「TB-GRについてとてもよく理解できた」「知らなかった事業を知れた」と好評です。次回は、2025年1月末から実施予定。少しでもTB-GRに興味がある方は、ぜひ参加してください!
池田さん:最新情報は東京貿易グループリクルートサイトからエントリーしてくれた方にご案内しています。
また、このTOMAS PALETTEでも、TB-GRで活躍する様々な社員を紹介しています。事業内容や仕事のやりがい、それぞれが抱く思いなど、TB-GRの仕事の魅力を感じてもらえるのでぜひ読んでみてください。
最後に、二人からのメッセージを
沖田さん、池田さん:就職活動は、社会へ出る第一歩。緊張すること、うまく話せないこと、進む道が見えなくなることもあるかと思います。でも、世の中にあるたくさんの面白い仕事を知るチャンス。楽しんで自分の未来を見つけてください。そして、TB-GRの採用活動は「その人自身をしっかり知る場」です。私たちも、皆さんと色々な話をできることを今から楽しみにしています!
取材を終えて|広報部より
今回は、TBHで新卒採用を担当する沖田さん、池田さんにインタビューしました。「人を知る」ために、多くのチャレンジを重ねる採用チーム。TB-GRは「ともに、動かそう。社会を、突き動かそう。ともに、次のステージへ。」というパーパスを経営理念に掲げています。このパーパスをともに実現できる人がお互いに深く理解し合った上で入社し、活躍する未来を思い浮かべると、とても楽しみになります。その姿を、このTOMAS PALETTEでも紹介していきたいです。
また、企業研究・業界研究をする中で知っておきたいポイントをご紹介するこちらの記事もぜひご覧ください!
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新卒採用(2026年卒):東京貿易グループリクルートサイト
キャリア採用: 募集要項|東京貿易グループ / TOKYO BOEKI GROUP (tokyo-boeki.co.jp)
▼TB-GRについて紹介したムービーも是非ご覧ください▼
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